美容師が本気でAGA治療してみた話|第5話
- 7月24日
- 読了時間: 3分

写真は嘘をつかない。
〜これは美容師・菊地哲平が実体験で語るAGA治療の記録です〜
AGA治療を始めて約2ヶ月。
相変わらず僕は鏡を見ています。
たぶん治療前より見ています。
間違いなく見ています。
美容師という職業柄、鏡を見ること自体は日常です。
でも最近は、ヘアスタイルの確認というより
生え際の定期パトロール。
もはや巡回業務です。
そしてある日、ふと思い出しました。
「そういえば最初の写真、撮ってあったな。」
治療を始める前。
半信半疑で撮った記録写真です。
正直、その時はあまり意味があると思っていませんでした。
どうせ毎日見てるし。
変わったら分かるでしょ。
そう思っていました。
甘かった。
人間は毎日見ているものほど変化に気づけません。
身長だってそう。
体重だってそう。
子供の成長だってそう。
そして前髪もそう。
毎日見ていると、昨日と今日の違いしか分からないんです。
ところが写真は違います。
容赦がありません。
忖度もしません。
空気も読みません。
ただ事実だけを突きつけてきます。
そして僕は、治療前の写真と現在の写真を並べました。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・。
「おや?」
思わず拡大しました。
さらに拡大しました。
もはや美容師ではなく鑑識です。
そして二度見。
いや、
正確には三度見くらいしたと思います。
もちろん、急に10代の頃の毛量になったわけではありません。
そんな魔法みたいな話ではない。
でも、確実に違う。
生え際の密度。
前髪の厚み。
立ち上がった時の印象。
毎日見ていると気づかなかった変化が、写真の中にはちゃんと残っていました。
不思議なものです。
鏡を見ていた時は
「なんとなく良い気がする」
だったのに
写真になると
「これは、なんとなくじゃないな」
になる。
美容師として日々お客様の髪を見ていますが、
改めて記録の大切さを実感しました。
変化というのは、起きている最中より、振り返った時の方が分かりやすい。
人生も、
髪の毛も、
案外そんなものなのかもしれません。
とはいえ、まだ2ヶ月。
ゴールではありません。
むしろここからです。
期待しすぎるのも違うし、油断するのも違う。
ただ、治療を始めた頃よりは少しだけ前向きな気持ちで鏡を見られるようになりました。
それだけでも、この2ヶ月には十分価値があった気がします。
もっとも、次の1ヶ月で僕はさらに驚くことになります。
なにせ、3ヶ月という節目は、想像していたよりずっと分かりやすかったのですから。
次回、いよいよ3ヶ月。写真を並べた僕は、美容師としてではなく、一人の人間として思わず声が出ました。


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