美容師が本気でAGA治療してみた話|第4話
- 3 日前
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気のせい?それとも変化?“毛”は意外と正直だった
〜これは美容師・菊地哲平が実体験で語るAGA治療の記録です〜
さて、前回のブログでお伝えさせていただいたように“初期脱毛”というイベントを一通り経験し、メンタル的には一度小さな山を越えた感じですね。
「抜けるのは仕様」
「これは通過儀礼」
「むしろ順調」
そんなふうに言い聞かせながら、
日常はわりと普通に戻っていきます。
AGA治療を始めて6週間。
人間というのは慣れる生き物です。
最初の頃は、
「副作用は大丈夫かな」
なんて心配していたのに、
何事もなく1ヶ月を超えると今度は
「で、いつ生えるの?」
になる。
本当に勝手なものです。
そして僕はというと、
薬を飲み始めてから明らかに鏡を見る回数が増えました。
いや、正確には前から見ています。
美容師なので。
問題は見る場所です。
今まではヘアスタイル。
今は生え際。
朝、前髪を上げて確認。
昼、トイレの鏡で確認。
夜、風呂上がりに確認。
もはや経過観察というより定点観測です。
野鳥の会の皆さんも驚くレベルです。
そんなある朝。
いつものようにドライヤーをかけながら前髪を立ち上げていると、
ふと違和感がありました。
「あれ?」
なんか今日はセットしやすい。
もちろん、
急にフサフサになったわけではありません。
CMみたいに髪が風になびいたわけでもありません。
でも、
なんというか、
毛が協力的。
今までの前髪たちは、
こちらの指示を聞いているようで聞いていませんでした。
右と言えば左へ行くし、
立ってほしい日に限って寝る。
完全に反抗期です。
それが最近、
少しだけ話が通じる。
急に大人になった息子を見る父親の気分です。
さらによく見ると、
生え際付近に短い毛がちらほら。
新入社員みたいな毛です。
まだ戦力ではない。
でもやる気だけはある。
ツンツンしていて、
妙に存在感がある。
「お、君たち最近入社した?」
と思わず声をかけたくなるくらいには元気です。
もちろん、
これがAGA治療の効果なのか、
生活習慣の改善なのか、
たまたまなのか。
この時点では分かりません。
美容師として断言はできないし、
するつもりもありません。
ただ一つ言えるのは、
初期脱毛で不安になっていた頃より、
鏡を見るのが少しだけ楽しくなったこと。
それだけでも十分な変化でした。
もっとも、
人間というのは欲深い生き物です。
少し希望が見えると、
今度は結果が気になり始める。
そして僕は、
あることを思いつきます。
「そういえば、最初の写真どうなってたっけ?」
この時の僕はまだ知りません。
過去の写真と今の写真を並べた瞬間、
自分自身が一番驚くことになるなんて。
次回、治療開始から2ヶ月。毎日見ていると分からない。でも写真は、思った以上に正直でした。
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