[ アベドネ2 ]
※ドネーションした阿部
※ちょっと強い言葉を使います。
不快に思われる方もいるかもしれません。
切った髪の毛は可燃ゴミです。
どうせ捨てるなら、と
可燃ゴミに価値が生まれるなら、と
ヘアドネーションをしました。
ヘアドネーションは
病気や事故等で髪の毛を失った子ども達のために、
寄付によって集まった髪の毛でウィッグを作成し、
無償で贈られる活動のことです。
これだけを聞くと
阿部は“いいこと”をしたんだ、
と思われるでしょうか。
がんばって伸ばして良かった
誰かの役に立って良かった
そんな自己満足な美談で
終わらせるにはなんだか違和感です。
1990年代にアメリカで始まったこの活動。
現地では隣人を助ける行動が
日常に溶け込んでいて、
特段“いいこと”として
飾られることはないのだと言います。
それが日本に渡ってきたのが2009年。
立ち上げた美容師の渡辺さんも
始めは困っているお子さんを救いたい
という大げさな使命感はなく、
捨てるはずの髪の毛を
活用した取り組みをしたかったそうです。
設立当初は年間20体手渡すことが
精一杯だったウィッグも
有名人の方が髪を寄付したことがきっかけに
世の中に認知され、3倍にも増えたそうです。
ゴミになるはずだったものに価値が生まれ、
誰かのためになる。
仕組みとしてはすごく画期的ですよね。
でも渡辺さんは、
この活動の本質についてこう語っています。
「ウィッグを必要とする人たちが求めているのは、
本来“ウィッグそのもの”ではなく
“自分の毛を生やしたい”ということ。
それが叶わないから、
髪がないと過ごしにくい社会で
自分を守るツールとして、
仕方なくウィッグを用意しているのだと。
99%の人が“髪があること”を
無意識に普通としている社会の中で、
髪がない人は圧倒的なマイノリティーです。
そんな社会において、
“50万円するウィッグを
無料でどうぞ、さあ被りなさい”
という構図は、一見善意に見えて、
実はマジョリティーからマイノリティーへの
“無意識の押し付け”になっていないか。」と。
私自身すごく髪の毛が多いので
心の底から共感したり
気持ちを本当に理解すること
は難しいけど、
想像する、知る、ということはできます。
今回のヘアドネーションをきっかけに
改めてこの活動のことを知ることができました。
いろいろな人がいるし、
ほんとーーーに
いろいろな意見もありますが、
私はまた、髪を伸ばしています。
それでは、また。

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